先週に引き続き画力向上のためのデッサン・クロッキー基礎講座第3回目にお邪魔しました。

今回の題目は「形を描く」です。外形線や陰影ではなく「形」です。まずは説明より先に今までのやり方で良いのでスケッチしてみましょうということで、2枚。

うん、バナナです。ちょっと小ぶりの。黄色いやつ。そういえば授業で工業製品以外は人物を除いて初めてです。始めて描く物は手が動きませんね。みんな描き始めているのに、一人じっと見てる。私の場合描き始めの場所を間違えると取っ散らかってしまうので、脳内シミュレーションをしてから描き始めてます。そのためのスケッチじゃないのか?と自問自答をしながら手を動かしていました。

一通りのアドバイスと解説ののち、地面(テーブル)との接地を意識して描く。

かれこれ1時間近くバナナと向き合っています。このあたりからどうしたらバナナっぽく見えるかを考えてました。簡単に描けるアングルとそれっぽく見えるアングルと、伝わりやすいアングルは異なるなと。更に形を見て描く。できればそれを表現する。で、描いたのがこちら。

見ている途中からはCTスキャンをしているかのような気持ちに。私の場合は日頃のスケッチでも分かりづらい場合は別アングルからも部分的に描いていたりして、構造を見ていたのでさほど苦にはなりませんでした。

ちなみにバナナはお土産となり、お家でおいしくいただきました。その際に切ってみたら更に分かったことがあったので、トップ画像としました。

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スタッフ門前
おとなの美術室スタッフ
おとなの美術室事務スタッフ。 門前の小僧習わぬ経を読むから命名。サブカルをこよなく愛するナイスミドルである。一時期ブログ投稿を降板させられたが、10周年を機に復帰。