本日は最終回のデッサン・クロッキー基礎講座の所感になります。

最終回は静物デッサン。モチーフはリンゴと黒い紙とテーブル。今まで固有色については触れてこなかったけど、ここにきてそれも表すことに。

形、質感、立体感、陰影、固有色。盛りだくさんです。気を付けるべきポイントのレクチャーの後、早速クロッキーで構図を決める。私は2枚目で良さそうな感じの構図になりそうでしたので、そちらを選択。

90分間のデッサンでしたが、まだまだ2時間くらいは詰められそうです。最後に各人の練習の取り組み方等をアドバイスして終了となりました。

特別講座を含めて11回の講座となりましたが、自宅での練習はやはり必要に感じました。「知識として知っている」と「それを実行するにはどうする」は別物で、それがどう結び付いているのかが分からないと単にこういうものだからと手作業で描いているという事になってしまいます。感覚でそれをどうにかなってしまう天才肌の人には良いのでしょうが、私のような一般の人にはなかなか結び付かないですよね。

自宅で一度、欲を言えば毎日1時間程度、復習や身の回りにあるものでも描いてみれば「自分自身」で変化を感じられると思います。この変わっていくスピードが個人でやるのと指導されたのでは違うのが一番大きいのでは?と思いました。

たくさん調べていろいろ知っているはずなのになんで上手くいかないのだろう?という方は一度覗いていただくのも良いかもしれません。

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この記事を書いた人

スタッフ門前
おとなの美術室スタッフ
おとなの美術室事務スタッフ。 門前の小僧習わぬ経を読むから命名。サブカルをこよなく愛するナイスミドルである。一時期ブログ投稿を降板させられたが、10周年を機に復帰。