「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。」・・・うん、身に沁みます。高校の古典で習ったはずなのですが、この一文しか頭に残っておりません。きっとダーティーペアの薄い本のせいです。
さて、あと2週間後の11月11日(金)に『すずめの戸締り』が公開になりますね。非常に楽しみです。前作の新海監督作品『天気の子』より3年。冒頭のJR東京病院のシーンやら代々木会館やらが出てきた際には、ＪＲ東京病院の裏に教室のある私としては何とも胸アツなものでした。すずめの戸締りの予告CMには西新宿1丁目の辺りが描写されていたのですが、もうちょっと南の方は出るのでしょうか。
この3年の間に天気の子公開当時から解体が決まっていた代々木会館の跡地には新たなビルが建ち、新たなテナントの募集をしていました。JR東京病院の建物前にあった大きな立体駐車場も解体され、新たな病棟が出来るようです。
映画には全くと言って関係ありませんが、教室で借り切って受講生や講師の方々とどんちゃん騒ぎをした中華料理屋が餃子屋に代わったり、代々木駅～教室～新宿間の通り沿いだけでも8件ほどは飲食店が変わっています。特にデニーズの建物がなくなった際には当教室のホームページの地図の目印にもしていたため、大きなショックを受けたものです。
淀みに浮かぶうたかたな私どもはせめて精一杯皆さんの記憶に残るような面白い授業を提供していきたいと考える今日この頃でした。
この記事を書いた人
スタッフ門前
おとなの美術室スタッフ
おとなの美術室事務スタッフ。
門前の小僧習わぬ経を読むから命名。サブカルをこよなく愛するナイスミドルである。一時期ブログ投稿を降板させられたが、10周年を機に復帰。
