門前です。

おとなになって今更聞けないし、ドヤって考察してまとめてみたら挙句に間違っていたでござる。だから今回も寝ころびながら娯楽として読んでいただけると幸いです。私、科学者でも研究者でもありませんし、これはあくまで本当も混ざっているかもしれないエンタメです(キリッ と言い訳から始まる今回は前回の修正から。

大気中のほこりや水蒸気で光が拡散・乱反射している、光が波の性質を持っているので物体にあたった際に回折する③そもそも完全な平行光線ではない。

①は感覚的にもわかるところ。天体観測所なんかはそれこそ高所にあるし、遠くの景色は霞んで見えることからも察することが出来るかと。

②は夜中にトイレに起きたら、子供部屋の閉められたドアの隙間から漏れた光が暗い廊下に広がっていることからも経験的にわかると思う。

③が曲者。中学の理科での「太陽の見かけの大きさ」というものを習ったらしい。らしいというのはどうやらブラックジャックを熟読しているときに言われたようだ。

目から約55cm離すとすっぽり5円玉の穴に太陽が収まる。ここまで分かれば後はCASIO大明神様におまかせ。そこから角度は約0.5度。この差が1.1m(55cm)につき1cm(5mm)ずつぼやかしていくとのこと。つまり「知らなきゃいけない事は どうやら1と0のあい・・・」もとい、重要なのは底辺の長さ(影の長さ)_ではなく、\斜辺の長さが肝になるようです。

CASIO大明神様にお伺いをたてたところ、10/21時点では電柱の斜辺の長さは約22.86m、170cmの私は約259cm。それぞれ影の先端部分では20.8cm程度、2.4cm程度の範囲でぼやけているということになる。

260cm離れたところから2.4cmを見るとどうみえるのか?長さ2.4cmの付箋を撮影してみた。

 

うん、線の幅と大して変わらない。絵とかなら身長くらいの場合は無視してしまってもよさそうですね。

では室内の場合は

 ←ダイソーの懐中電灯

一人のサスケが二人のサスケに~~オーオーオーオーヤッ!。サスケと言えば今はNARUTOの方なのでしょうが、どちらかというと私は白戸三平先生の方でして。多光源すぎて影が四方八方に、まさに「影分身」。

部屋の中の落ち影はぼやけるよという知識があったのですが、どうやら周りの光を遮断して単光源にしたら影のシェイプが作られますね。多光源の場合とは明らかに影の出来方がちがいます。では箱を持ち上げたら・・・保存していた写真データが吹っ飛びました。

70cm程度持ち上げた状態で単光源で照らしたら、若干ぼやけ気味にはなるものの、かろうじてマジックワンドで選択範囲で取れるかなという感じでした。つまり、影のぼやけ問題(多重問題)は室内光が実は単光源(点光源)ではなく複数光源(面光源)になってしまっているというところが大きな要因と思われます。蛍光灯だと2本付いているでしょうし、それが天井に複数個所あったり、テレビやモニターがついていたり、窓からの採光だったりと思い当たるところがたくさんありますね。

検証の際に光源として使用したのはダイソーの懐中電灯。あまり光が拡散しないタイプだったので影の形が保たれていた可能性があることと、天井の蛍光灯(照明器具)が太陽光と比べると弱いため、結果光量が少なくてぼやけてしまうという可能性も大きいことは追記しておきます。

何から何まで厳密に描けば良いというものでは無いでしょうけど、頭の片隅に置いておいても良いかもしれません。最後がグダグダになってしましましたがお楽しみいただけましたでしょうか。

この記事を書いた人

スタッフ門前
おとなの美術室スタッフ
おとなの美術室事務スタッフ。 門前の小僧習わぬ経を読むから命名。サブカルをこよなく愛するナイスミドルである。一時期ブログ投稿を降板させられたが、10周年を機に復帰。