さて今回も反射の美学を進めていきたいと思います。今回も寝ころびながらでも良し、ストロングゼロを片手にでも良し、Youtubeで生配信をBGMに読むのも良し、決して正座をしながら見るものでは無いと思います。間違っている可能性も大きいですし。専門家の方に聞いてみたいです。

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さて、2枚目にして最近だと親の顔より見た画像となってまいりましたが、残りの要素「E:スクールゾーンの緑」、「F:フェンスの鮮やかな緑」、「G:アスファルトの灰」について検証します。

ではスクールゾーンの緑から

Eス1Eス2Eス3Eス4

まずは反射してないところの色を採って・・・スゥ~~~~~~~~~~~、横断歩道の幅は45cmと決められているらしいと新たなトリビアを仕入れつつ、スクールゾーンの幅は0.45×5=2.25m。たった2m強の距離でこの差は何?Eス1が一番奥、Eス4が一番手前。フェンスの網目ごとに奥からスポイトしたのですが色相変わりすぎでしょ。明度も微妙に上がっているし。まだ検証して間もないのに新しい論点を提起しないでいただきたい!まったく!スクールゾーンの両端はきっとタイヤの汚れで色が違うんだと今は心に言い聞かせてEス2のデータを採用し、それに対応する反射の色を採ることにする。

E1E2E3

これは意外ときれいな感じにまとまってます。反射した段階で色相が青側に大きく移行、彩度はわずかに減少、明度に変化は見られなかった。距離による差(実距離だと50cm程度離れている)はほぼ見られなかった。

緑つながりでフェンスの鮮やかな(濃い)緑の場合は

F1F2F3

反射した段階で色相が青側に大きく移行、彩度はわずかに減少、明度に微妙に減少していた。距離による差(実距離だと1m程度離れている)はほぼ見られなかった。

さてこの写真最後のアスファルトの灰なのであるが・・・近いところは全部色がちがってすぽいとできません>< 奥の横断歩道の色からピックアップしてみます。

緑でトラウマを植え付けられた私は一応手前と奥で色をとる。

G’1G’2

ふむ、2m強の距離で明度が極僅かに下がったが大きな変化は現れなかった。ん?スクールゾーンの緑では明度が上がっていた気が・・・「ちょっと!論点ずらすの止めてもらっていいですか!」と自分に言い聞かせ、G’1で検証。

G1G2G3

色相以外での変化は見受けられなかった。この色相については反射していない状態のスポイトで0(赤)~150(シアン)まで分布していたので、移行したのかというと疑問が残ります。なので色相は参考記録程度に。

白色の車でも反射が採れそうなので・・・

G1G’’1G”2

こちらは色相・彩度に変化なし、明度のみ上がってるって?(ほんとの若干だけど)。映り込んだ時点で明度が上がるって初めてのケースです。

白い車との比較では色相・彩度に違いは見られないが(シルバーの色相は未確定)、明度で変化が現れないとの違いが見受けられた。

2枚目の写真までの検証が終わりました(奥に薄い茶色も採れそうだったが、まだら過ぎてスポイト出来ませんでした)。映り込んだ段階で程度の差があるが彩度・明度が下がるもしくは維持という所なのですが、白いボディにグレーが映ると明度が上がるという事象が起きたのは興味深かった。

本日の結果までをまとめたものがこちらです。

長ぇ!と言われそうですがあと青い車と黒の車、夜間の白、黒の車の検証がありますので、もう少々お付き合いいただけますと幸いです。

今回はここまでとします。

この記事を書いた人

スタッフ門前
おとなの美術室スタッフ
おとなの美術室事務スタッフ。 門前の小僧習わぬ経を読むから命名。サブカルをこよなく愛するナイスミドルである。一時期ブログ投稿を降板させられたが、10周年を機に復帰。