デッサン・クロッキー基礎講座の第9回目の所感です。今回のテーマはイメージを形にするです。つまり目の前にないものをイメージして描く練習です。これがこんな感じというイメージがあっても実際に描いてみると各部分とその周囲の連動がなかなか掴めていないものですね。
というわけで、持っているいめーじで横向きの「歩く」「走る」「ジョギング」を2~3カットずつトライアル。
左が完全イメージ、右が先生が実際に室内を歩き回って観察してクロッキー。確かに理屈的にはこれで街中の歩いている人をクロッキーして、インプットする契機になりそうです。が、初めから全部は難しそうなので右半分とか左半分とかでまずは捉えてみようかと。
後半は動きのあるポーズでイメージした上半身を描く。それがこれです。
腰の低い私としては「どうもすみません」のポーズが最初に頭に浮かんでしまい、しかも自分をイメージしているので、かなりのワガママボディに。上半身だけで良いというのに空いているスペースに腰下まで描き始めてしまったため、その狂いが上半身まで伝わり、背中が四次元化してしまいました。気を取り直して2枚目。
上半身に絞って振り向きをイメージして描いてみる。ハッチングの付け方も陰影を追うのではなく形を意識して何とか立体っぽくなってきました。今後のスケッチには変化が出てくるのではないかと思います。
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この記事を書いた人
スタッフ門前
おとなの美術室スタッフ
おとなの美術室事務スタッフ。
門前の小僧習わぬ経を読むから命名。サブカルをこよなく愛するナイスミドルである。一時期ブログ投稿を降板させられたが、10周年を機に復帰。