こんにちは!フギュア担当の藤田です。

この前、私が非常勤講師をしている「大阪芸術大学短期大学部」が所属する「大阪芸術大学グループ」で、学生作品オークションというのが開催されました。

その中で、講師出展枠というのがあり、「何かフィギュア作品を出して下さい」と依頼を受けたんですね。

とはいっても、版権物は出せませんし、販売できそうなオリジナル作品も見当たらないなぁとおもっていたところ、美子ちゃんがあるじゃないかとひらめいたわけです。

おとなの美術室のマスコットキャラクターである美子ちゃんのフィギュアは、ポリパテフィギュア通信講座の実演で制作したフィギュアです。それを、型取り複製し、夏のワンフェスで販売・・・。
1個も売れなかったんですけどね・・・

出展に当たっては、おとなの美術室の代表と、キャラクターデザインをしたななくりさんに確認をしOKを頂きました。

オークションには完成見本用に制作した1個をケースに入れて出展。

美子ちゃんフィギュア

大阪芸大では、4大と短大で、今年から「フィギュアアーツコース」を開講。
そのアピールのために、出展依頼が来たのだと思います。ですから、賑やかし&フィギュアアーツのPRのための出展というつもりでおりました。

完成品とはいえ、メジャーなアニメやマンガのキャラクターでもない美子ちゃんです。
よもや売れるとは思っていませでした。

ところが、オークションが終了し、一緒に出していた閲覧用のポートフォリが返却されたとき、「先生の作品は落札されましたので返却はありません」と事務スタッフから告げられ・・・びっくりしましたが、気に入って買ってくださった方がいるというのは嬉しいものです。

どこのどなたかは存じませぬが、お買い上げ頂き、ありがとうございました。

この記事を書いた人

藤田 茂敏
ふじた しげとし
フィギュア担当
フィギュアはもちろん、ノベルティグッズ、ペットボトルの原型なども手掛けるフリーランスの原型師。複数の学校にてフィギュア関連学科の立ち上げ、カリキュラム編成に携わり、多くの原型師・フィニッシャーを育成。現在は大阪芸術大学短期大学部でデザイン美術学科非常勤講師としてキャラクター・マンガ・フィギュアコースを担当。著書に「フィギュアの作りかた①②」「フィギュアを塗ってみよう」(グラフィック社刊)「フィギュアの教科書②レジンキャストキット&塗装入門編](新紀元社)がある。「ワンダーフェスティバル」などのイベントには、YAN,3D-PROJECTのディーラー名で精力的に出展している。